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その瞬間から、目の前に広がる風景、あなたの生活、すべてを一変させてしまう地震。
今起こってもおかしくない地震。本当にやってきたら、あなたはどうしますか?
地震の際、火の始末をすることも大切ですが、揺れている時に火に近づいてやけどをしては、かえって危険です。最近はガスコンロやストーブ、ヒーターなど、地震で自動停止するものも増えています。地震が起きたら第一に、身の安全を確保しましょう。
地震で怖いのは、火事です。多くの犠牲者を出した関東大震災も、90%以上は火事による犠牲者でした。小さな地震でも、火の元を消す習慣を付けておきましょう。
地震のときは本能的に外に飛び出しがちですが、上から瓦や看板、ガラスなどが落ちてくる恐れがあります。安全を確かめないで、いきなり外へ飛び出さないようにしましょう。
大きな地震では、マンションのドアが開かず、中に閉じ込められることがあります。ドアや窓などを開けて逃げ道を確保しましょう。その際、ガラスの破片などに気を付けましょう。
ガス漏れも火災の原因です。自動遮断されていても、念のために元栓を切りましょう。また、換気扇のスイッチの火花で引火する場合があるので、ガスの臭いがしても換気扇は回さず、窓を開けます。
阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)では、せっかく復旧した電気が原因で火災が発生したといわれています。ガスの元栓だけでなく、電気のブレーカーを落とすようにしましょう。避難の時もお忘れなく。
地震のすぐあとに断水するとは限りません。水道が使えるうちに、飲み水やトイレの水を陽気で容器にためておくようにしましょう。ポリタンク、風呂桶、洗濯機、空のペットボトルなどが使えます。
地震の直後は、誰もが大切な人と連絡を取り合おうとし、電話回線が混み合います。受話器があがっていると、通話と同じ状態になってしまうので、受話器は元にもどしましょう。
震度はどのくらいだったのか、被害はどのくらいになりそうなのか。ライフラインがどうなりそうなのかなど、正しい情報をラジオなどから入手することで、次に自分が何をすべきか、ただしい行動を導くことができます。
地震直後の状況によっては、発災後、ライフラインの復旧には時間がかかり、電気もガスも水道もストップします。
また救援物資がすぐに避難所に届くとは限りません。つまり発災後3日程度は自助・共助で乗り切らなければならないのです。
国、地方公共団体は、各家庭において最低限3日分の食料・飲料水及び生活必需品の備蓄を促進しています。
平成7年度の西宮市民意識調査によると、震災後、最も困ったのは「トイレ、洗面、掃除などの生活用水の確保」でした。その次に多かったのが「電話がつながらないこと」、「飲料水、食料、粉ミルクの確保」。
また、震災で役にたったものは「懐中電灯」「ラジオ」「バケツや風呂に水を入れておく」。
その他、災害に対する備えでは「非常持ち出し品」「食料や飲料水」「家具の固定」などが震災前に比べ増えています。