
Interview
vol.4
企画と表現力を武器に
ヒット商品を生み出していく。
ダイレクト・マーケティング部2012年入社
磯部 啓介KEISUKE ISOBE
入社動機
ラジオ番組制作サークルに在籍し、コミュニティFMの番組制作やトークイベントの運営に携わっていました。自分が興味を持っていることと、事業に共通点を感じたのが入社のきっかけです。
仕事内容とやりがいについて教えてください。
ニッポン放送で放送されている「ラジオリビング」というショッピングコーナーでは食品やジュエリー、家電、美容など多岐にわたる商品を紹介しています。その中で私は、食品カテゴリーのバイヤーとしてその商品の企画やオンエア用の原稿制作などを担当しています。この仕事で心掛けているのは「ラジオリビングは単に売るだけの番組ではなく、便利な情報の提供や生活提案を行うことができる」ということです。商品を探し、魅力をどう伝えればリスナーに「良さそうだ」と感じてもらえるかを常に考えています。そのような努力の末、自分が書いた原稿が電波に乗り、その反響を売上としてリアルタイムで感じられた時、大きな充実感を得ています。

印象に残っている仕事のエピソードは?
家電製品の担当をしていた時、当時新製品だったノンフライの調理家電を商品選定会議で提案しました。油を使わないヘルシーな機能面に対して自信はありましたが、ラジオ通販では商品を想像させることが重要です。「見たことがある」「分かりやすい」商品が売りやすく、新商品はむずかしいという課題があります。そこで市場調査や販売実績を丁寧に調べることで売れる根拠を積み重ね、その上で新しい生活スタイルを提案する原稿を作成。先輩方にも協力してもらいながら選定会議を無事クリアし、番組で紹介できることになりました。結果的には、ヒット商品へと伸びた商材となり、自分が手掛けた企画がリスナーへ届いた充実感を得ることができました。

現在の目標を教えてください。
販売数を上げることは大事ですが、それ以上に購入してくれるお客様の満足度を上げることが今の目標です。例えば「安くてボリュームがある」商品ではなく「少し高くても美味しい」ものを企画してみたり、コストはかかっても「小骨をとって食べやすく」している商品を選んだり、少しのこだわりがお客様からの信頼につながります。
開封しやすい包装や小分けで保存できるようになっている商品など、素材や味以外の規格の改善によって喜ばれることも多いです。そのヒントは購入者から毎月届く感想のお返事。「おいしかった!」の一言も嬉しいですが、さまざまなご意見をすくい上げ、人をもっと笑顔にできる商品を提案していきたいと思っています。
Schedule of the dayある1日のスケジュール
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09:30
オンエア予定の商品をパーソナリティへ説明するため、ニッポン放送へ直行。
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10:30
出社。メールや予定の確認、商談のアポとりなどを行う。
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11:00
提案商品についての商談。
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12:00
昼食。
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13:30
1ヵ月間の放送商品を決める社内会議に参加。
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15:00
オンエア商品の放送用の原稿を作成。
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17:00
商品提案用の資料作成、商品研究。
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18:00
退社。
学生の皆さんへ
趣味や興味を持ち続けることは人生のプラスになります。
この先の人生でどんな仕事をしていても、楽しんでいられる趣味や興味を持ち続ける対象があると、非常にプラスになると思います。好きなものに取り組むことや深く考えることは自分の思考と行動の質を高めてくれますし、何より苦難を乗り切れる原動力にもなります。