
Interview
vol.3
リスナーの信頼に応えたい…
その想いで仕事に立ち向かう。
ダイレクト・マーケティング部2023年入社
梅井 佳菜子KANAKO UMEI
入社動機
前職は家電量販店のオンライン部門で白物家電のバイイングを担当。伸び伸びとマーチャンダイジングをしたいと考え、ラジオ通販で活躍できそうなニッポン放送プロジェクトに入社しました。
仕事内容とやりがいについて教えてください。
現在はラジオショッピングで販売する家電全般のバイヤーを任されています。売れ筋商品を予測しつつ、オンエアの2ヶ月前には商品を選定。メーカー側とは仕入価格や確保できる在庫数などを交渉します。もちろん商品の魅力に関する判断も重要であり、メーカーの展示会や商談、量販店の店頭等を視察し、リサーチを行います。紹介する商品を選定したら、次に行うのはアナウンサーが番組で話す原稿の執筆です。ラジオショッピングではリスナーが商品を目で見て確認することができません。アナウンサーの伝える情報やその表現で反響は大きく左右します。それだけにリスナーに響く原稿が書けて、商品がヒットした時の手応えはすごく大きいですね。

印象に残っている仕事のエピソードは?
番組でどのような商品を紹介するのかは前年実績をベースに考えていきますが、時代の流れを読んで初めて紹介する商品も少なくありません。私は昨夏、サーキュレーターにスポットを当て、番組で紹介しました。涼しい風を浴びるための扇風機と異なり、部屋の空気の撹拌を目的とするサーキュレーターですが、エアコンと併用することで電気代を大幅に下げることができるという価値は、まだまだ一般には浸透していません。そこで私は、サーキュレーターを使用すればエアコンの設定温度を2度下げた時と同じ冷房効果があり、トータルの電気代を13%下げられるというデータを訴求する原稿に盛り込みました。結果として、期待以上の売り上げに繋がりました。

現在の目標を教えてください。
私には魅力的な商品を選定して仕入れ価格を交渉し、リスナーに訴求する原稿を書くことで売上を伸ばすことが期待されています。ただし、売上さえ上がれば手放しで喜べるわけではありません。通販事業の一員としてのミッションの遂行に加えて私が大切にしているのは、リスナーの生活にプラスになる商品をしっかりと選び抜いて届けることです。リスナーは聞き馴染んでいるニッポン放送というメディアを信頼して、目に見えない商品を購入いただいているのです。その信頼を裏切らないように、膨大な数の家電商品の中からリスナーの皆さんに真に満足いただける商品を紹介していくことが、これからも変わらない目標であり続けると考えています。
Schedule of the dayある1日のスケジュール
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05:00
担当商品のオンエア当日。担当バイヤーとして番組に立ち会うためニッポン放送へ直行。
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06:00
オンエアの立会。スタジオ内に商品搬入、オンエア確認。
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08:00
翌日放送商品を、パーソナリティへ説明。
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09:30
メールチェック。当日の実績確認、進捗に合わせ原稿を修正。
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11:00
翌日放送商品を、パーソナリティへ説明。
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12:00
昼食。
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14:00
午後番組のパーソナリティへ商品説明。
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14:30
オンエアの立会。スタジオ内に商品搬入、オンエア確認。
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15:00
取引先と今後の商品企画について商談。
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16:30
オンエアの立会。スタジオ内に商品搬入、オンエア確認。
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17:30
オンエア終了後、ニッポン放送から直帰。
学生の皆さんへ
やり切った自信が新たな挑戦に向かわせます。
私は音楽大学のピアノ科の出身です。元々音大は企業に就職する学生は少ないのですが、私は視野を広げて未知の世界に飛び込んでみました。そこにはピアノの勉強をやり切ったという想いがプラスに働きました。過去に何かに取り組んで成功した経験を思い出して、自信をもってチャレンジしてみることは大事だなと思います。